美肌・美髪のカギはエストロゲンにあり?!エストロゲンキープの方法とは



いくら着るものやメイクに気を使っても、

肌にハリがなくなったり、髪が細くなると老けた印象を与えてしまうもの。

そんな老け見え回避のカギを握るのが『エストロゲン』。

 

美肌・美髪の元と言われる女性ホルモンの一種です。

年齢とともに減少すると言われるエストロゲン、増やす方法はあるのでしょうか?

 

女性ホルモン「エストロゲン」 は増やすのではなくキープするもの

卵巣から分泌されている、肌や髪のうるおいや成長に欠かせないホルモンである「エストロゲン」。

しかし、卵巣機能は30代半ばを境目に徐々に低下していき、それに伴いエストロゲンも減少していきます。

また、不摂生な生活が卵巣機能に悪影響を与え、エストロゲンのさらなる低下につながっていくこともあります。

 

減少したエストロゲンは増やせばいいのでは?と考えてしまいますが、

エストロゲンには年齢に適した分泌量があり、

ホルモン注射やHRT(ホルモン補充療法)など薬や注射といった医学的行為で補充しないかぎり

増えることはありません。

そして、正常な分泌量よりも多かったり、少なかったりすると病気のリスクも高まります。

 

エストロゲンは増やすのではなく、普段の生活習慣を見直し、

年齢にあった正常な分泌量をキープするのがベストだと言えるでしょう。

 

 

「エストロゲン」キープに大切なのは睡眠・食事・運動

「エストロゲン」をキープするには、どういったことに気をつければいいのでしょう。

エストロゲン不足になりやすい人の5つの特徴は以下です

1.就寝時刻が不規則

2.平均睡眠時間が1日6時間以下

3.普段あまり体を動かさない

4.偏った食生活や食事制限のあるダイエットをしている

5.心がときめくことがない

 

この特徴が当てはまるほど、エストロゲン不足になる可能性があります。

ここからは、エストロゲンキープするための具体的な方法をご紹介します。

 

睡眠不足はNG!1日6時間以上の睡眠時間がベスト

日中は主に脳に流れる血液が、睡眠中は体の各所に行きわたり修復作業が行われます。

睡眠中にしっかり卵巣も修復されることで、正常なエストロゲン分泌が行われます。

健康な卵巣を保つためにも、1日6時間以上の規則正しい睡眠をとるようにしましょう。

 

食事はバランスよくが基本!

睡眠の次に気を付けたいのが食事。

麺類や肉類が多めで野菜不足といった偏った食生活の場合は、

魚や野菜、乳製品などいろいろな食材をまんべんなく食べることが大切です。

 

普段の食生活の栄養バランスが知りたい場合は、こちらのサイトのチェックツールを活用してみるのもおすすめです。

 

「イソフラボン」が美髪のカギ

大豆に含まれるイソフラボンは、分子構造がエストロゲンに似ているため、

エストロゲンと似た働きをすることがわかってきました。

肌や髪のツヤを保つため、エストロゲンに似たイソフラボンを積極的にとるのもおすすめです。

 

<イソフラボン1日の目安量>

豆腐…半丁(100g)

豆乳…200ml

納豆…1パック(40g)

 

ウォーキングやエクササイズで骨盤ケア

骨盤周辺の筋肉が硬化してしまうと、

血流悪化で卵巣に血液が上手く運ばれなくなり、エストロゲン低下につながります。

 

エクササイズで骨盤まわりをほぐしたり、

腰から足を踏み出すようにしっかりとウォーキングをして、骨盤まわりの血行をよくしましょう。

 

規則正しい生活が「エストロゲン」キープのカギ

同じ年齢でも、肌や髪がツヤツヤで若々しい人と、

老けて見えてしまう人の大きな違いが「エストロゲン」の分泌量。

 

エストロゲンは年齢とともに減少しますが、

普段の睡眠・食事・運動を改善することで、正常な分泌量をキープすることができます。

 

肌や髪のうるおい不足が気になっている人は、ぜひ、今回紹介したポイントを今一度見直してみませんか。

 

<参考文献>

今日の話のゴール – 厚生労働省

吉木伸子著 正しいエイジングケア事典

食の栄養バランスチェック|明治の食育|株式会社 明治

厚生労働省:大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A

 

 


(+2 評価, 2 投票)

読み込み中...

1 個のコメント

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です