ゾゾスーツなど斬新なアイディアで、ファッションを提案するZOZO。
そんなZOZOが新たな戦略を打ち出しました。
それはマットに足を乗せるだけで、足の大きさを瞬時に3D計測するという、その名も「ZOZOMAT」。
これには、今後靴の商品展開に力を入れる意向も示しているZOZOが
一人一人に合った靴を提供したいという狙いがあります。
ところがこの「ZOZOMAT」、疑問点も浮上しています。
データを基にどう商品を売り出すのか詳細が未だ明らかにされておらず、
「ZOZOMAT」の活用法が懸念されています。
果たして「ZOZOMAT」は靴の購入を促す切り札となり、消費者に根付くのか?
本記事では、「ZOZOMAT」について市場への影響も交えて調査しました。
今まで自分にぴったりのサイズの靴に巡り会えなかった方にこそ、読んでいただきたい内容です。
<この記事でわかること>
・ZOZOMATの特徴
・足のサイズにぴったりあった靴を選ぶことの必要性
・ZOZOMARの予約方法
「ZOZOMAT」とは?
靴選びに苦労することってありますよね。
確かに靴の大きさって、同じサイズでもメーカーによってバラつきがあります。
女性は、特にS・M・Lと大雑把なサイズ分けをしているものもあるので、
ジャストサイズを見つけるのは至難の技。
また、足の形も人によって違いがあるので、
足のサイズは同じでも、靴の形により窮屈に感じたり、
はたまたブカブカであったり。店頭で試着したものの、長時間歩くと痛みを感じたり。
これらは、すべて自分にぴったりのサイズの靴を履いていないからこそ起こります。
ZOZOはそこに着目し、甲高や足幅、かかと幅までミリ単位で3D計測が可能な測定ツールを開発。
全く新しい靴選びの実現を目指しています。
https://www.instagram.com/p/BzE5ozJFA7a/?utm_source=ig_web_copy_link
使い方としては、まずスマートフォンに専用アプリをダウンロード。
マットに足を乗せ、スマートフォンのカメラで足の周囲を撮影すると、
甲高や足幅、かかと幅など靴選びに必要なサイズを細かく計測し、
3Dデータとしてアプリに残すことができます。
6月24日から先行予約の受付を開始。
本体、送料共に無料で配布するとしています。
配布予定は2019年秋冬の予定とまだ先ですが、
受付開始からたった1日で20万件の予約があるなど注目度の高さが伺えます。
ZOZOMATの必要性
自分の足に合わない靴を履いていると痛いのはもちろんですが、以下のような弊害も考えられます。
・外反母趾
・骨盤の歪み
・猫背
・リンパ・血流の滞り
骨盤の歪みや猫背は、腰痛や肩こりの原因となることも。
また、リンパ・血流の滞りは、むくみや肌荒れに繋がります。
これらの悪影響があるので、サイズの合わない靴は避けたいもの。
特に、昨今通販で靴を購入する方も増え、試着ができない靴購入に抵抗を持っている方も多いのではないかと思います。
「ZOZOMAT」は自分の足の複数箇所のサイズを細かく知ることができるので、
サイズ選びをサポートしてくれます。靴と足のマッチングの実現を目指します。
このように、「ZOZOMAT」は通販での靴購入のハードルをかなり下げるのではないでしょうか?
ZOZOMAT効果で靴は売れる?
前述の通り、「ZOZOMAT」を利用して、どう商品を売り出すかということは未だ明らかにされてません。
仮に、オーダーメイドで靴をつくることになるとしても、莫大な予算がかかり靴自体が高額になってしまっては、消費者に受け入れられないでしょう。
ZOZOは、「ZOZOMAT」の最大の強みである3Dデータを有効に活用する手立てを未だ模索している段階のようで、
ZOZOのHPには靴の買い方に対するアンケートを実施し、消費者のニーズを掴もうとしています。
また同時に、パートナー企業も募集しており、今後の動向も注目されます。
疑問はあれど、依然予約数は伸び続けているのも事実。
今後ZOZOは、靴の商品展開に力を入れるとしています。
「ZOZOMAT」をどう活かすのか、今後の戦略によりZOZOの命運が分かれるのではないでしょうか?
「ZOZOMAT」先行予約の仕方
「ZOZOMAT」の予約は必ずZOZO IDでのログインが必要となります。
ZOZO IDをお持ちでない方は先にZOZO IDを作りましょう。
まず、「ZOZOTOWN」の公式HP(https://zozo.jp/)から「ZOZOMAT」の予約ページに飛びます。
「ログインして予約する」をクリック。
送り先を確認すれば、完了です。
あとは、届くのを待つだけ。とても簡単です。
自分にジャストサイズの靴が見つかるかも!?
自分の足のサイズを3Dデータで計測できる「ZOZOMAT」の着眼点は面白いと思います。
ただどう活かすのかが重要な課題となりそう。
斬新なアイディアでサービスを提供するZOZO。
現在のところ「ZOZOMAT」の予約数は順調に伸び続けていますが、
その活用法の詳細は未だ明らかにされておらず、謎の部分が多いです。
今後もZOZOの動きに目が離せません。
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